最外殻電子(読み)サイガイカクデンシ

デジタル大辞泉 「最外殻電子」の意味・読み・例文・類語

さいがいかく‐でんし〔サイグワイカク‐〕【最外殻電子】

原子核から最も遠く最も高いエネルギーをもつ電子殻に存在する電子原子の化学的性質や反応性を決定する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の最外殻電子の言及

【化学結合】より

…そのなかで化学結合との関係で重要なことは次の3点である。 (1)元素の化学的性質は,関与している軌道のうちでエネルギーの高いほうの軌道にある電子(最外殻電子)の数によりおもに決まる。事実,周期表の同じ族に属する元素の最外殻電子の配置はよく似ている。…

※「最外殻電子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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