最近の中国の言論抑圧

共同通信ニュース用語解説 「最近の中国の言論抑圧」の解説

最近の中国の言論抑圧

中国の習近平しゅう・きんぺい指導部は新型コロナウイルス感染症を国内で抑え込むにつれて、体制に批判的な知識人の言論締め付けを一層強めている。コロナ対応を批判する文書を公表した元企業家で共産党員の任志強にん・しきょう氏は「党と国のイメージを醜く描いた」と非難され、党籍〓(刈のメが緑の旧字体のツクリ)奪処分が今月発表された。昨年末に国政を議論する集会に参加した著名な民主活動家許志永きょ・しえい氏と人権派弁護士丁家喜てい・かき氏も相次ぎ拘束され、6月に「国家政権転覆扇動」容疑で正式に逮捕された。許氏はコロナ対応も厳しく批判していた。(北京共同)

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