月の海(読み)つきのうみ

精選版 日本国語大辞典 「月の海」の意味・読み・例文・類語

つき【月】 の 海(うみ)

  1. 月の表面で、黒みを帯びてなめらかに見える部分をいう。この部分は他の部分に比べて低くなっており、月の内部からあふれ出た溶岩によってできたと考えられている。

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最新 地学事典 「月の海」の解説

つきのうみ
月の海

lunar maria

月面で反射率が低く黒っぽく見える部分。月の面積の約16%を占める。衝突盆地をのちに噴出した玄武岩質溶岩が埋め立てた地域表側に偏在し表側の面積の約30%を占めるが,裏側では約2%に過ぎない。月の海を埋め立てている溶岩は衝突盆地形成直後に噴出したのではなく,形成後1~十数億年後に地下の放射壊変元素の崩壊熱によってマントルが再溶融して噴出したとされる。月の海玄武岩の噴出は,特に40~30億年前,26億年前,20億年前に活発であった。

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