精選版 日本国語大辞典 「有し日」の意味・読み・例文・類語
ありし【有し】 日(ひ)
- ① 過ぎ去った、かつての時。昔。
- [初出の実例]「あのわかれた、こまり者の、ヒステリイのをんなのありし日の、可憐あるひはふびんな姿〈略〉を思ひうかべた」(出典:苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉三)
- ② 死んだ人が、かつて生きていた時。生前。
- [初出の実例]「只先主人のありし日を、言出してはつぶやくのみ」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)初)
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...