あらぬ事(読み)あらぬこと

精選版 日本国語大辞典 「あらぬ事」の意味・読み・例文・類語

あらぬ 事(こと)

  1. あたりまえの状態とは違うこと。事実と違うこと。
    1. [初出の実例]「なほもあらぬことありて、春夏、なやみくらして」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)
  2. 思いもよらぬこと。とんでもないこと。不都合なこと。
    1. [初出の実例]「あらぬ事をも口説がましく言ひ罵る程に」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む