有中村(読み)ありなかむら

日本歴史地名大系 「有中村」の解説

有中村
ありなかむら

[現在地名]花園村梁瀬やなせ

有田川の支流有中谷ありなかたに川の最上流部にある。南はみね村、北は湯川ゆかわ(現高野町)。元久元年(一二〇四)八月一九日の阿河上庄年貢検納状案(又続宝簡集)に「有中」とみえるのは当地をさすか。天保郷帳に「古者簗瀬村之内」とみえ、中世高野山領花園庄簗瀬やなせ村の一部であったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む