日本歴史地名大系 「伊都郡」の解説
伊都郡
いとぐん
和歌山県北東部に位置し、北部を紀ノ川が西流、南部の中央には高野山がある。北は和泉山脈を境に大阪府と接し、西は
郡名の初見は、「日本書紀」天武天皇八年条の「紀伊国の
〔原始・古代〕
古墳時代以前の遺跡はほとんどが紀ノ川流域、あるいはその両側の丘陵地に分布する。縄文時代の遺跡としては、かつらぎ町の
「日本書紀」大化二年(六四六)正月一日条にみえる大化改新の詔によれば、現かつらぎ町の
「和名抄」は伊都郡の郷として五郷を記し、このうち
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報