有光層(読み)ユウコウソウ

デジタル大辞泉 「有光層」の意味・読み・例文・類語

ゆうこう‐そう〔イウクワウ‐〕【有光層】

海洋湖沼における、太陽光が届く範囲水深近年は、光合成を行うことができる、より浅い水深の真光層と区別される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の有光層の言及

【海】より

…光合成には太陽光線が必要であるので,これらの植物の分布は海の浅い部分に限られている。植物プランクトンは,光が海面照度の1%になる深さまで(有光層)分布しており,海藻や海草は,一般には2~30mの深さを超えない。海の植物プランクトンによる生産量は,1ha当りほぼ1~4.5tくらいであるが,もちろん海域によって変化する。…

※「有光層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android