有向線分(読み)ユウコウセンブン

デジタル大辞泉 「有向線分」の意味・読み・例文・類語

ゆうこう‐せんぶん〔イウカウ‐〕【有向線分】

数学で、線分に向きを与えたもの。線分ABで、AからBの方向に向きを考えるとき、と表す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「有向線分」の意味・読み・例文・類語

ゆうこう‐せんぶんイウカウ‥【有向線分】

  1. 〘 名詞 〙 長さのほかに向きをもつ線分。線分ABに対して、AからB(あるいは、BからA)に向きを定義してあるもの。記号のように表わす。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の有向線分の言及

【線分】より

…線分ABには,AからBに向かう向きと,BからAに向かう向きの二つの向きが考えられる。向きの指定された線分を有向線分といい,線分ABでAからBへ向かう向きが指定されているとき,この有向線分をで表す。【中岡 稔】。…

※「有向線分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android