有機薄膜型太陽電池(読み)ユウキハクマクガタタイヨウデンチ

デジタル大辞泉 「有機薄膜型太陽電池」の意味・読み・例文・類語

ゆうきはくまくがた‐たいようでんち〔イウキハクマクがたタイヤウデンチ〕【有機薄膜型太陽電池】

導電性高分子フラーレンなどの有機半導体薄膜を利用した太陽電池プラスチックフィルムなどへの塗布が容易なため、軽量かつ柔軟性に富む大面積の太陽電池を安価に製造できるという利点をもつ。エネルギー変換効率は10パーセント台程度であり、変換効率向上が実用化への鍵となっている。有機薄膜太陽電池有機太陽電池OPV(organic photovoltaics)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android