有用昆虫(読み)ユウヨウコンチュウ

デジタル大辞泉 「有用昆虫」の意味・読み・例文・類語

ゆうよう‐こんちゅう〔イウヨウ‐〕【有用昆虫】

人間生活に役立つ昆虫、およびその生産物を利用できる昆虫。益虫ほか食用・愛玩用のものも含めていう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の有用昆虫の言及

【害虫】より

…また,高山植物などを食べ荒らす昆虫でも,成・幼虫とも天然記念物に指定され保護を受けている場合もある。また有用昆虫などで,その需要の変遷によってその評価が変わる例もある。例えばラックカイガラムシやコチニールカイガラムシは,ラッカーや染材原料をとる有用虫として利用することがなくなったところでは,一般害虫とされるようになり,アイが染料用に栽培されたころは,その葉を食べるものは害虫であったが,栽培せず雑草化したときには雑草防除に役だつ益虫とされるようにもなった。…

※「有用昆虫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android