20世紀日本人名事典 「望月実太郎」の解説 望月 実太郎モチヅキ ジツタロウ 明治・大正期の大陸浪人 生年明治6年11月(1873年) 没年大正15(1926)年1月 出生地広島県賀茂郡東野村 経歴ウラジオストクに渡航しロシア語の研究、ロシア事情を調査して、明治32年満州(中国北部)に入り、奉天(現・瀋陽)に居留する。日露戦争が起こると陸軍通訳となり第一軍に従い各地に転戦した。その後、奉天で両替店・広福銀号を開き、満州における居留邦人のために尽力、奉天草分けの1人として重んぜられた。大正15年同地で没す。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「望月実太郎」の解説 望月実太郎 もちづき-じつたろう 1873-1926 明治-大正時代の大陸浪人。明治6年11月生まれ。32年ウラジオストクから満州(中国東北部)にはいり,奉天(現瀋陽)に居留。日露戦争がおこると陸軍通訳となった。戦後奉天で両替店をひらき,同地で大正15年1月死去。54歳。広島県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by