朝北(読み)アサキタ

デジタル大辞泉 「朝北」の意味・読み・例文・類語

あさ‐きた【朝北】

朝吹く北風。
「―の出でこぬさきに綱手はやひけ」〈土佐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝北」の意味・読み・例文・類語

あさ‐ぎた【朝北】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あさきた」とも ) 朝吹く北風。
    1. [初出の実例]「み船よりおほせたぶなり。あさきたのいでこぬさきに、綱手はやひけ」(出典:土左日記(935頃)承平五年二月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例