木に縁って魚を求む(読み)きによってうおをもとむ

精選版 日本国語大辞典 「木に縁って魚を求む」の意味・読み・例文・類語

き【木】 に 縁(よ)って魚(うお)を求(もと)

方法を誤ると何かを得ようとしても得られないこと、また、見当違いの困難な望みをもつことのたとえ。天をさして魚を射る。氷をたたき火を求む
本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉「国司依例、令祈念、望其感応、譬猶木求魚、向竈採一レ花也」 〔孟子‐梁恵王・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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