木の暗(読み)コノクレ

デジタル大辞泉 「木の暗」の意味・読み・例文・類語

こ‐の‐くれ【木の暗/木の暮れ】

木が茂ってその下が暗くなること。また、その時節・所。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「木の暗」の意味・読み・例文・類語

こ‐の‐くれ【木暗・木暮・木晩】

  1. 〘 名詞 〙 木が茂って暗いこと。また、そのところ。こぐれ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「許乃久礼(コノクレ)の繁き峯(を)の上を霍公鳥(ほととぎす)鳴きて越ゆなり今し来(く)らしも」(出典万葉集(8C後)二〇・四三〇五)

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