木挽町中之丁(読み)こびきちようなかのちよう

日本歴史地名大系 「木挽町中之丁」の解説

木挽町中之丁
こびきちようなかのちよう

[現在地名]南区心斎橋筋しんさいばしすじ一丁目

木挽町北之丁の南にあり、周防町すおうまち筋までの一町。町名は明暦元年(一六五五)から確認される(南区志)。大坂三郷南組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数二四・役数二六役で、うち年寄分一役が無役。年寄は大和屋利兵衛。勧化三〇町組の一町で、嘉永二年(一八四九)の坪数高年番定帳(大阪市立中央図書館蔵)では坪高一千五〇五坪、年寄分を引いた一千四四五坪が負担坪数。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android