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大阪市 おおさか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大阪〔市〕
おおさか

大阪府中部,大阪湾に臨む商工業都市。府庁所在地。1889年市制。同時に区制施行。1956年政令指定都市となる。その後行政区再編を重ね,都島区福島区此花区西区港区大正区天王寺区浪速区西淀川区東淀川区東成区生野区旭区城東区阿倍野区住吉区東住吉区西成区淀川区鶴見区住之江区平野区北区中央区の 24区を設置。市域は北部を貫流する淀川下流の低平な沖積地と,標高約 10~20mの上町台地からなる。古代の難波(なにわ。浪速,浪華とも書く)の地で,淀川河口の難波津は旧都飛鳥,奈良,京都の門戸で,大陸文化伝来の港として栄えた。また台地上には短期間ではあったが応神天皇仁徳天皇孝徳天皇聖武天皇の都が置かれた。これらの所在地は長い間明らかでなかったが,1954年以降の発掘調査により,中央区法円坂一帯であることが確認され,難波宮跡として 1964年国の史跡に指定,今日では公園となっている。中世は一時衰えたが 15世紀末,浄土真宗蓮如上人が石山別院(のち石山本願寺)を建立,その寺内町として復活。天正11(1583)年には豊臣秀吉が大坂城(→大阪城)を築城,その城下町となり,続いて江戸時代を通じて,商都大坂の基礎が築かれた。明治以降,近代工業が興り,一時は東京をしのぐ商工業都市となったが,第2次世界大戦後は西日本の中心都市の地位にとどまっている。中心部は伝統の船場島之内を中心とする商業地区で,工業は西部,北部,東部に発達。西部の臨海地区には重化学,北部の淀川流域には繊維,化学,東部の城東地区には機械器具,軽工業などが立地し発展が著しい。それに伴い大気汚染地盤沈下などの公害が問題となり,中心部の人口減少,問屋街,学校などの郊外移転傾向がみられる。その対策の一環として兵庫県神戸市の大阪湾湾岸地区を含め,大阪ベイエリアの開発が進められている。大坂城跡国の特別史跡東海道新幹線をはじめとする鉄道,道路が通り,市内中心部を環状線が囲み,多くの私鉄,地下鉄が近郊諸都市と結ぶ。1994年,関西国際空港が完成した。面積 225.21km2。人口 269万1185(2015)。

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デジタル大辞泉の解説

おおさか‐し〔おほさか‐〕【大阪市】

大阪

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