木材チップ(読み)モクザイチップ

デジタル大辞泉 「木材チップ」の意味・読み・例文・類語

もくざい‐チップ【木材チップ】

木材切削または破砕した小片パルプ木質ボード原料バイオマス発電燃料として用いられる。木質チップウッドチップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の木材チップの言及

【チップ】より

…これは原料の安定的確保を目的としたものであるが,輸入チップ価格の高騰など大きな問題となっている。世界的に資源的制約の強まりから木材チップの需要の迫(ひつぱく)が想定され,国内供給体制の整備が望まれる。【大熊 幹章】。…

【木材工業】より

…木材を加工し,新たな製品をつくりだす工業。そのなかには,古い歴史をもち現在も大きな比重を占める製材業のほか,合板,木材チップ集成材,削片板(パーティクルボード),繊維板(ファイバーボード),フローリング,木材防腐・防蟻・防虫加工などの工業がある。なお,紙・パルプについては〈紙・パルプ工業〉の項を参照されたい。…

【木材貿易】より


[ロシア材]
 対日木材輸出地域は主としてサハリン州,プリモルスキー地方,アムール州,ハバロフスク地方,カムチャツカ州などで,樹種はアカマツ,エゾマツ,トドマツなどマツ科の針葉樹が多い。
[木材チップ輸入]
 輸入先はアメリカ,オーストラリアが大半である。アメリカは針葉樹チップ,オーストラリアは広葉樹チップで,オーストラリア産の輸入が増える傾向にある。…

※「木材チップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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