木村 重松(2代目)(読み)キムラ シゲマツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「木村 重松(2代目)」の解説

木村 重松(2代目)
キムラ シゲマツ


職業
浪曲師

本名
荻村 善四郎

別名
前名=重若丸

生年月日
明治37年 6月10日

出生地
東京・浅草

経歴
初代木村重松の子。7歳から父の手ほどきを受け、重丸から重若丸と名乗る。昭和9年父が2代目重勝を襲名したのに伴い、2代目重松を襲名した。「太閤記」「堀部安兵衛」などを得意とし、低音の独特な節調と巧みな話芸で知られる。民族芸能の会で中国へも渡航した。

没年月日
昭和41年 7月4日 (1966年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android