木綿四手の(読み)ユウシデノ

デジタル大辞泉 「木綿四手の」の意味・読み・例文・類語

ゆうしで‐の〔ゆふしで‐〕【木綿四手の】

[枕]木綿四手神前に垂らすものであることから、「神」にかかる。
「こや―神まつるころ」〈経信集〉

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「木綿四手の」の意味・読み・例文・類語

ゆうしで‐のゆふしで‥【木綿四手の・木綿垂の】

  1. 木綿四手は神前に垂らすものであるところから、「神」にかかる。
    1. [初出の実例]「由布之天乃(ユフシデノ) 神が崎なる 稲の穂の 諸穂に垂(し)でよ これちふもなし」(出典琴歌譜(9C前)片降)

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