木醂(読み)キザワシ

デジタル大辞泉 「木醂」の意味・読み・例文・類語

き‐ざわし〔‐ざはし〕【木×醂/木淡】

木になったまま熟して甘くなった柿。きざがき。きざらし。 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木醂」の意味・読み・例文・類語

こ‐ざわし ‥ざはし【木醂】

〘名〙 =きざわし(木醂)〔文明本節用集(室町中)〕
※咄本・戯言養気集(1615‐24頃)下「しぶかきをきっては、御所柿をつぎ、こざはしをつぎ候へば、味いみしく成侍る」

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