木醂し(読み)きざわし

精選版 日本国語大辞典 「木醂し」の意味・読み・例文・類語

き‐ざわし‥ざはし【木醂・木淡】

  1. 〘 名詞 〙 木についたままで熟し、渋味がとれて甘くなった柿。甘柿木練(こね)り。こざわし。きざがき。きざらし。きざわしがき。《 季語・秋 》 〔庭訓往来(1394‐1428頃)〕
    1. [初出の実例]「柿は枝に置て、熟せしむるを木醂(キザハシ)といひ」(出典小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む