デジタル大辞泉 「御所柿」の意味・読み・例文・類語 ごしょ‐がき【御所柿】 カキの一品種。奈良県御所ごせ市の原産といわれる。実は扁平でやや方形をなしている。やまとがき。ひらがき。五所柿。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「御所柿」の意味・読み・例文・類語 ごしょ‐がき【御所柿・五所柿】 〘 名詞 〙 カキの一品種。甘柿で果実はやや扁平な球形で、種子はほとんどない。奈良県御所(ごせ)市の原産といわれ、古くから栽植されている。近畿地方や岐阜・山梨県に多い。大和柿。紅柿。[初出の実例]「しぶがきなどをきりてつげば、御所柿にもなる」(出典:寒川入道筆記(1613頃)愚痴文盲者口状之事)[その他の文献]〔和漢三才図会(1712)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「御所柿」の解説 御所柿 奈良県で生産される柿。実は120~130gと小ぶりの甘柿。果肉の色は濃い紅色で、肉質は緻密。同県御所(ごぜ)市原産とされる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の御所柿の言及 【御所[市]】より …江戸時代以来の大和木綿の伝統をつぐメリヤスや靴下などの繊維製品,履物,万年筆,化学製品などの生産が多い。また近世以来大和売薬の中心地として富山と並ぶ売薬の町であり,御所柿(ごしよがき)の名で知られる柿の産地でもある。この地域は古代豪族の葛城氏や鴨(賀茂)氏の本拠地で,宮山古墳をはじめとする史跡も多い。… ※「御所柿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by