木食五行(読み)もくじきごぎょう

精選版 日本国語大辞典 「木食五行」の意味・読み・例文・類語

もくじき‐ごぎょう‥ゴギャウ【木食五行】

  1. 江戸時代真言宗の僧。甲斐国山梨県)の人。二二歳で出家し、四五歳のときに木食戒を受けて生涯その戒を守った。日本回国・千体仏造像を発願して諸国を遊行し、肉塊の盛り上がりを強調した特異な木彫仏を残した。享保三~文化七年(一七一八‐一八一〇

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