未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん(読み)いまだせいをしらずいず、くんぞしをしらん

故事成語を知る辞典 の解説

未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん

死んだあとのことを考えるよりも、今、生きている間のことを考える方が重要だということ。

[由来] 「論語先進」に出て来る孔子のことば。弟子が死について尋ねたとき、「未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん(まだ生きることについてさえよくわかっていないのに、死についてなどわかるはずもない)」と答えています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android