未徹(読み)みてつ

精選版 日本国語大辞典 「未徹」の意味・読み・例文・類語

み‐てつ【未徹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) まだ十分な域にまで達していないこと。また、そのさま。不完全。不徹底。
    1. [初出の実例]「禅録に、敢保他家未徹と云も、我れ証拠に立たう、未徹ならうずと云心ぞ」(出典:史記抄(1477)一三)
    2. 「みづからも未徹の者に候へども」(出典:仮名草子・二人比丘尼(1632頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android