末次逸馬(読み)スエツグ イツマ

20世紀日本人名事典 「末次逸馬」の解説

末次 逸馬
スエツグ イツマ

昭和期の放射線医学者



生年
明治32(1899)年1月6日

没年
昭和25(1950)年2月25日

出生地
福岡県甘木市

学歴〔年〕
京都帝国大学医学部〔大正14年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和8年〕

経歴
大正14年京都帝大医学部松尾内科副手となり、かたわらX線物理学、深部レントゲン療法を学んだ。15年長崎医科大学講師。昭和2年文部省在外研究員としてドイツ留学、5年帰国して助教授、15年教授。16年京都帝大助教授、20年教授。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「末次逸馬」の解説

末次逸馬 すえつぐ-いつま

1899-1950 昭和時代の放射線医学者。
明治32年1月6日生まれ。ドイツ留学後,長崎医大教授をへて,昭和16年京都帝大に放射線科学講座開設のためむかえられて助教授,20年放射線科初代教授となる。放射線障害による再生不良貧血のため昭和25年2月25日死去。51歳。福岡県出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android