本芝材木町(読み)ほんしばざいもくちよう

日本歴史地名大系 「本芝材木町」の解説

本芝材木町
ほんしばざいもくちよう

[現在地名]港区しば四丁目

入間いりあい川南岸の平坦な低地に位置する片側の年貢町屋。東は本芝一丁目、西は薩摩鹿児島藩松平(島津)家居屋敷、南は本芝二丁目・同タ町および法音ほうおん寺・宗光そうこう寺・栄門えいもん寺、北は同川を隔てて芝西応寺しばさいおうじ町。本芝七ヵ町の一町で、起立年代は不明。もとは豊島郡しば(芝)村のうち。古くから材木商が多く川岸へ材木を積んでいたことから町名となった。代官支配であったが、その後町奉行・代官の両支配となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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