本郷宿(読み)ほんごうしゆく

日本歴史地名大系 「本郷宿」の解説

本郷宿
ほんごうしゆく

[現在地名]八王子市本郷町

八幡はちまん八木やぎ両宿の北に位置する。八王子横山十五はちおうじよこやまじゆうご宿のうちで、横山・八日市ようかいち両宿の加宿。下本郷しもほんごう宿ともよばれた。宿内に大善だいぜん寺脇から西に折れて元八王子もとはちおうじ村に通じる古道があり、旧跡として関東十八代官近山友閑(五兵衛)屋敷跡があった(風土記稿)。元禄一五年(一七〇二)の八王子横山宿村鑑(新野家文書)によれば、高八九石余、家数六のうち本百姓四・水呑二、人数三六、馬二、寛保三年(一七四三)の横山村内十三組村明細帳(石川家文書)では家数四六のうち本百姓一四・地借百姓三・水呑二九、人数一四五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む