デジタル大辞泉 「杉折」の意味・読み・例文・類語 すぎ‐おり〔‐をり〕【杉折(り)】 杉の薄い板で作った平たい小箱。菓子・料理などを入れるのに用いる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「杉折」の意味・読み・例文・類語 すぎ‐おり‥をり【杉折】 〘 名詞 〙 杉材の薄い板(へぎ板)で作った四角の小箱。菓子、料理などを入れるのに用いた。折箱(おりばこ)。[初出の実例]「ひえ坂来るは京衆なるらし 提重(さげぢゅう)に峯の杉折持添て」(出典:俳諧・誹諧独吟集(1666)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の杉折の言及 【折】より …《嬉遊笑覧》がいうように〈ささやかな折〉の意と思われるが,料亭で飲食した残りの料理を,京坂ではタケの皮に包み,江戸では笹折に詰めて持ち帰ると《守貞漫稿》は書いている。現在では笹折は,スギ板を用いた杉折以外の,トウヒ,エゾマツなどを材料とするものとされている。【鈴木 晋一】。… ※「杉折」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by