杉榑(読み)すぎくれ

精選版 日本国語大辞典 「杉榑」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐くれ【杉榑・榲榑】

  1. 〘 名詞 〙 杉の材木
    1. [初出の実例]「年料五尺屏風骨五十帖料。榲榑大七十五村」(出典:延喜式(927)一七)
    2. 「杉くれをひく杣人(そまびと)はあまたあれど君より外によこめやはする」(出典:清輔集(1177頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android