来らく(読み)クラク

デジタル大辞泉 「来らく」の意味・読み・例文・類語

く‐らく【来らく】

《動詞「く(来)」(カ変)のク語法》来ること。
「夜のほどろ出でつつ―たびまねくなれば我が胸切り焼くごとし」〈・七五五〉

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関連語 キリ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「来らく」の意味・読み・例文・類語

く‐らく【来らく】

  1. ( 動詞「く(来)」のク語法 ) 来ること。
    1. [初出の実例]「夜のほどろ出でつつ来良久(くラク)遍多(たびまねく)なればあが胸截(きり)焼くごとし」(出典万葉集(8C後)四・七五五)

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