きり(読み)キリ

デジタル大辞泉「きり」の解説

きり[副助]

[副助]《名詞「き(切)り」から転じた語。「っきり」「ぎり」の形でも用いる》体言、活用語の連用形・連体形に付く。
動作や事物に付いて、その範囲を限定するを表す。
㋐だけ。かぎり。「ひとりきりになる」「思いっきり泣く」
㋑ずっと…している。…のままだ。「閉めっきりの部屋」「何を聞いても黙っているきりだ」
(主に否定の表現と呼応して)これ以上動作が行われないという限度・限界を表す。…を最後として。「先月会ったきり顔を見ていない」「出かけたきり戻ってこない」
(主に否定の表現と呼応して)特定の事物以外のものは存在しないという意を表す。しか。だけしか。「選手は一〇人きり残っていない」「一〇〇円きり持っていない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典「きり」の解説

きり

〘名〙 (ちょう)鱗粉(りんぷん)。きら。
堤中納言(11C中‐13C頃)虫めづる姫君「蝶はとらふれば、手にきりつきて、いとむつかしきものぞかし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

与党・野党

一般には、与党とは政権を担当している政党(政府党・政権党)、野党とは政権の座についていない政党(在野党)をさす。元来、この与党・野党という語は、二大政党制による議会政治・政党政治が円滑に行われていた国...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android