来掛る(読み)キカカル

デジタル大辞泉 「来掛る」の意味・読み・例文・類語

き‐かか・る【来掛(か)る】

[動ラ五(四)]
ちょうどその場所のあたりに来る。さしかかる。「店の前に―・ったとき声を掛けられた」
来ようとする。途中まで来る。「こちらへ―・って引き返した」

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精選版 日本国語大辞典 「来掛る」の意味・読み・例文・類語

き‐かか・る【来掛】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. こちらの方に来始める。こちらに来ようとして行動し始める。来ようとする。
  3. ちょうどその場所に来る。さしかかる。
    1. [初出の実例]「母北の方異兄弟たちただ爰になんきかかる」(出典:落窪物語(10C後)四)

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