東イタリック方言(読み)ひがしイタリックほうげん(その他表記)East Italic dialect

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東イタリック方言」の意味・わかりやすい解説

東イタリック方言
ひがしイタリックほうげん
East Italic dialect

イタリア中部のアドリア海沿岸地方で発見された碑文 (古いものは前6世紀以前) によって知られる言語。2種類ある。完全には解読されていないが,インド=ヨーロッパ語族に属する蓋然性が大きく,イリュリア語の一方言とする説もある。なお,サベリ方言あるいは古期サベリ方言の名称でも呼ばれることがあるが,正確ではない。

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