ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東サハリン海流」の意味・わかりやすい解説 東サハリン海流ひがしサハリンかいりゅうEast Sakhalin Current サハリン東岸を南下するオホーツク海の反時計回りの環流の一部分。近年の観測によれば連続した南向きの流れだけでなく北向きの流れもあることがわかったので,この海域一帯の低温,低塩分の水塊を東サハリン海流と呼ぶという考えもある。水温は,100m層では年間を通じて 1.0℃以下で,冬期には-1.5℃以下となるが表面水温は夏に 17℃ぐらいまで上がる。表面塩分は 32.0~32.5‰程度。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by