日本歴史地名大系 「東刑部村」の解説 東刑部村ひがしおさかべむら 栃木県:宇都宮市東刑部村[現在地名]宇都宮市東刑部町北は真岡(もおか)への道を境に下桑島(しもくわじま)村、東は鬼怒川に接する平坦な農村。上三川(かみのかわ)城主横田師綱の次男五郎兵衛尉良業は、応永年間(一三九四―一四二八)に刑部郷を領し、刑部城を築き刑部氏を称し、左衛門尉業知に継承、慶長二年(一五九七)刑部越前守のとき廃城となったという(「横田系図」上三川町史)。近世初期より宇都宮藩領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by