東西暮れる(読み)とうざいくれる

精選版 日本国語大辞典 「東西暮れる」の意味・読み・例文・類語

とうざい【東西】 暮(く)れる

  1. 東も西もわからなくなる。まったく途方にくれる。どうしてよいかわからなくなる。東西を失う。
    1. [初出の実例]「千葉介貞胤は五百余騎にて打けるが、東西くれて降雪に道を踏迷て」(出典:太平記(14C後)一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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