最新 地学事典 「東部サヤン」の解説
とうぶサヤン
東部サヤン
East Sayan 露◆восточной Саян
バイカル湖の南部とツーバ,アルタイとの中間の地域を東部サヤン山脈という。カレドニア帯に属する。その地向斜期は原生代の全部とカンブリア紀まで(場所によってはシルル紀まで)。この地向斜帯はカンブリア紀後期からシルル紀までの間に,いくつかの相に分かれた激しい褶曲,造山運動を受けた。超苦鉄質岩・苦鉄質岩・花崗岩質岩石の迸入も激しく,らん閃石片岩相・緑れん石角閃岩相の変成岩も広く分布している。始生界基盤はその運動によって完全にブロック化された。
執筆者:黒田 吉益
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

