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原生代 げんせいだい Proterozoic Eon

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原生代
げんせいだい
Proterozoic Eon

地質時代の年代区分の一つで先カンブリア時代の後半。前半の始生代に対する定義。約 25億年前から約 5億4200万年前の期間にあたる。

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デジタル大辞泉の解説

げんせい‐だい【原生代】

地質時代の区分の一。先カンブリア時代を三分したもっとも新しい時代。地層は変成や褶曲(しゅうきょく)の程度が弱い。藍藻類の光合成により大気中に酸素が増え、真核生物および多細胞生物が誕生した。

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百科事典マイペディアの解説

原生代【げんせいだい】

先カンブリア時代の後半の地質時代名。24.5億年前から5億7000万年前まで。原始的な多細胞動物の出現と発展の時代。化石は少ないとはいえ,始生代よりも豊富で,原生代後期には,動物では原生動物海綿動物腔腸動物環形動物節足動物などが知られている。

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世界大百科事典 第2版の解説

げんせいだい【原生代 Proterozoic era】

地質時代の時代区分の一つで,先カンブリア時代を二分したときの後期をいう。北米大陸で,太古代の片麻岩や花コウ岩をおおい,カンブリア紀の地層におおわれている,非変成または変成度の弱い地層が見いだされた。1889年にC.D.ウォルコットによってそれらの地質系統アルゴンキアンAlgonkianと命名された。20世紀になってから,古生代中生代新生代の地史区分にならって,先カンブリア時代を二分した始生代と原生代が太古代とアルゴンキアンの同義語として使われるようになった。

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大辞林 第三版の解説

げんせいだい【原生代】

地質時代の先カンブリア時代を二分した場合の後半。二五億~五億七五〇〇万年前までの間。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

原生代
げんせいだい
Proterozoic eon

先カンブリア時代を新旧二分したときの後半の地質時代で、約25億年前から約5億4100万年前までの期間に相当する。原生代に形成された地層を原生界という。生物界では、早期には藍藻(らんそう)植物で代表される原核生物のみが知られるが、中期には緑藻などの真核生物が出現する。晩期には、原生動物に加え、一見すると刺胞動物、腔腸(こうちょう)動物、環形動物、節足動物などに似た多様な軟体性多細胞生物が出現した。これらの化石は世界各地で発見されており、エディアカラ動物相とよばれている。原生代の地層は世界の楯状地(たてじょうち)に広く分布し、厚い鉄鉱層を含むので経済的にも重要である。世界各地の約7億年前の原生代の地層には氷河作用で形成された厚い氷礫(ひょうれき)岩層が発達しており、地球全体が氷河で覆われるほどの氷河時代があった。[小澤智生]
『リチャード・T・J・ムーディ、アンドレイ・ユウ・ジュラヴリョフ著、小畠郁生監訳『生命と地球の進化アトラス 地球の起源からシルル紀』(2003・朝倉書店) ▽アンドルー・H・ノール著、斉藤隆央訳『生命 最初の30億年――地球に刻まれた進化の足跡』(2005・紀伊國屋書店)』

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世界大百科事典内の原生代の言及

【先カンブリア時代】より

…先カンブリア時代は78年イギリスで提唱され,C.R.バン・ハイスにより96年にアメリカの前期カンブリア紀より前の地質系統に対して初めて使用された。
[細分]
 変成作用を強くうけた岩石や花コウ岩で代表される太古代(始生代)の地質系統とその上位にあって変成作用をほとんどうけていないアルゴンキアン(原生代)の地質系統という二大区分は,研究が進むにつれて矛盾することがわかってきた。世界各地に分布する先カンブリア時代の地質系統を統一的に扱うことは困難である。…

【地質時代】より

…まず,現在知られている地球で最古の岩石は,サマリウム‐ネオジムSm‐Nd放射性同位体を使って37.7億年の値が得られているから,地球の歴史の最初の約7.5億年の記録は地殻に残されていない。次に,約25億年前を境にして,先カンブリア時代を始生代Archean,Archeozoicと原生代Proterozoicに区分するが,〈生命の兆しがあった時代〉を意味する始生代と〈最初の生物があらわれた時代〉を意味する原生代が,岩層の特徴だけで汎世界的に識別できるかどうか疑問視されている。
[顕生累代]
 これに対してカンブリア紀よりあとの顕生累代は,生物の進化が飛躍的に進んだ時代で,化石の内容や,ある時代に特徴的な岩質の地層が見られることから,詳しい細分がなされている。…

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