東郷寿勝(読み)トウゴウ ジュカツ

20世紀日本人名事典 「東郷寿勝」の解説

東郷 寿勝
トウゴウ ジュカツ

明治期の陶芸家(苗代川焼)



生年
安政2年2月20日(1855年)

没年
昭和11(1936)年3月23日

出生地
薩摩国(鹿児島県)

本名
朴 寿勝

経歴
豊臣秀吉朝鮮出兵の際に連れてこられた朝鮮人陶工の末裔で、鹿児島県日置郡伊集院郷で苗代川焼に従事。明治年間において同村の沈寿官に次ぐ良工として知られた。昭和20年終戦時の外相・東郷成徳の父。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東郷寿勝」の解説

東郷寿勝 とうごう-じゅかつ

1855-1936 明治時代の陶芸家。
安政2年2月20日生まれ。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際につれてこられた朝鮮人陶工の末裔(まつえい)。鹿児島県日置郡(ひおきぐん)伊集院郷で苗代川(なえしろがわ)焼に従事。昭和20年の終戦時の外相東郷茂徳(しげのり)の父。昭和11年3月23日死去。82歳。本名は朴寿勝(パク-スソン)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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