明治時代(読み)めいじじだい

  • めいじじだい メイヂ‥

世界大百科事典 第2版の解説

字義どおりには,1868年(慶応4・明治1)9月8日の明治改元から,1912年7月30日明治天皇にともない皇太子嘉仁(よしひと)親王践祚し,大正と改元したときまでを指す。これは,明治天皇の践祚が1867年1月9日であるため,天皇の在位期間と一致せず,一世一元制の採用以前の時期を包摂できない。歴史学上での時期区分からすれば,1853年(嘉永6)ペリー来航に始まる幕末・維新期の激動の時代から,明治天皇の没後に新しい時代の台頭を象徴する事件として生起した大正政変ころまでを指すのが適切であろう。

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精選版 日本国語大辞典の解説

一八六八年から一九一二年に至る、「明治」の元号による四五年間の称。明治新政府の成立以来、開国進取・富国強兵が国是とされ、版籍奉還、廃藩置県などが行なわれて、封建制度にかわる中央集権体制が確立した。また、明治一八年に内閣制度、同二二年には大日本帝国憲法が制定され、欧米諸国の制度・文物の移入による諸改革が急速に行なわれた。
※将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉一「今日の老輩にして封建時代の破壊より、明治時代の今日に至る迄を経過したるの人は」

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旺文社日本史事典 三訂版の解説

1868年の明治新政府の発足から,1912年明治天皇の崩御に至るまでの44年間をさす
この時代の日本国民は,国内政治・国際政治において大きな変革を経験した。世界の各国進歩からとり残されていた鎖国下の封建日本は,この半世紀間に欧米諸国にならって立憲制を採用し,資本主義体制を確立して近代国家へと発展した。日清・日露両戦争に勝ち,アジア大陸の一角朝鮮植民地を得て列強の一つとして強大な軍備をもち,他国を脅かす存在となった。しかし明治末年には政治・経済上の行きづまりをみせ,国際的にはアメリカと対立するに至った。

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