杲海(読み)ごうかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杲海」の解説

杲海 ごうかい

?-? 平安後期-鎌倉時代の僧。
源雅兼(まさかね)の子。真言宗。久安6年(1150)京都醍醐(だいご)寺の元海から,治承(じしょう)4年(1180)同寺金剛王院の源運から灌頂(かんじょう)をうけ,同院の3世となる。のち蓮華(れんげ)院をたて,真言宗杲海方をひらいた。法名ははじめ豪海。通称は治部卿僧都。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android