…長唄の曲。1861年(文久1)5世杵屋(きねや)三郎助(のちの3世勘五郎)の作曲で,詞章は謡曲《道成寺》をわずかに変更しただけのもの。道成寺物の長唄としてはきわめて新しく,幕末の謡曲物流行の風潮を受けて格調高く堂々たる曲になっている。…
※「杵屋三郎助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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