松平信子(読み)マツダイラ ノブコ

20世紀日本人名事典 「松平信子」の解説

松平 信子
マツダイラ ノブコ

大正・昭和期の女官 常磐会会長;元・東宮職参与。 秩父宮雍仁親王妃殿下の母。



生年
明治19(1886)年7月

没年
昭和44(1969)年5月8日

主な受賞名〔年〕
勲三等宝冠章〔昭和39年〕

経歴
旧佐賀藩主・鍋島直大の四女。母は公卿広橋胤保の五女栄子。元参院議長・宮内相の松平恒雄と結婚。明治末から貞明皇后御用掛として14年間仕え、昭和10〜34年東宮職参与を務めた。ほかに常磐会(女子学習院高等部までの同窓会)会長、日英協会副会長、東洋婦人会会長など歴任。3年には長女勢津子が秩父宮雍仁親王妃となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平信子」の解説

松平信子 まつだいら-のぶこ

1886-1969 大正-昭和時代の女官。
明治19年7月生まれ。鍋島直大(なおひろ)の4女。松平恒雄の妻。秩父宮勢津子の母。貞明皇后の御用掛を14年間,東宮職参与を昭和10年より25年間つとめた。常磐会会長,日英協会副会長,日本婦人衛生会会長。昭和44年5月8日死去。82歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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