明治〜昭和期の皇族 大正天皇皇后。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
大正天皇の皇后。昭和天皇、秩父(ちちぶ)宮雍仁(やすひと)親王、高松宮宣仁(のぶひと)親王、三笠(みかさ)宮崇仁(たかひと)親王の生母。名は節子(さだこ)。明治17年6月25日公爵九条道孝(くじょうみちたか)の第四女として生まれる。1898年(明治31)華族女学校小学部を卒業、1900年5月10日皇太子明宮嘉仁(はるのみやよしひと)親王と結婚。1912年(大正1)7月30日明治天皇の死去とともに皇后の宣下を受け、1915年11月即位の大典を挙行した。1926年12月25日大正天皇の死去により皇太后となり、1930年(昭和5)には大宮御所(赤坂離宮御苑内)に移り、昭和26年5月17日狭心症のため死去、同年6月貞明皇后と追号された。陵墓は東京都八王子市の多摩東陵で、大正天皇と並んで葬られている。皇后としては病弱な大正天皇によく尽くし、皇太后としては救癩(きゅうらい)事業などを援助した。また和歌をたしなみ、それらは宮内庁書陵部編『貞明皇后御集』に収められている。
[宇野俊一]
大正天皇の皇后。名は節子(さだこ)。公爵九条道孝の女で,1900年東宮時代の大正天皇と結婚,天皇裕仁をはじめ4皇子をもうけた。病弱な天皇をたすけ,また救癩,養蚕,灯台などの事業の奨励につとめた。《貞明皇后御集》に和歌,漢詩を収める。
執筆者:武部 敏夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新