精選版 日本国語大辞典 の解説 しょうじゅ【松樹】 千年(せんねん)ついにこれ朽(く)ちぬ ( 白居易の「放言詩」の「松樹千年終是朽、槿花一日自為レ栄、何須二恋レ世常憂一レ死、亦莫二嫌レ身漫厭一レ世」から ) たとえ長く生きても、生あるものは、必ず死ぬ。生死のことは気にかけないで、自然にまかせて生を楽しむがよいというたとえ。[初出の実例]「松樹千年終にこれ朽ちぬ 槿花一日おのづから栄をなす〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例