松樹千年ついにこれ朽ちぬ(読み)しょうじゅせんねんついにこれくちぬ

精選版 日本国語大辞典 の解説

しょうじゅ【松樹】 千年(せんねん)ついにこれ朽(く)ちぬ

  1. ( 白居易の「放言詩」の「松樹千年終是朽、槿花一日自為栄、何須世常憂一レ死、亦莫身漫厭一レ世」から ) たとえ長く生きても、生あるものは、必ず死ぬ。生死のことは気にかけないで、自然にまかせて生を楽しむがよいというたとえ。
    1. [初出の実例]「松樹千年終にこれ朽ちぬ 槿花一日おのづから栄をなす〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む