枝を鳴らさず(読み)エダヲナラサズ

デジタル大辞泉 「枝を鳴らさず」の意味・読み・例文・類語

えだらさ◦ず

《「論衡」是応から》天下が太平であることのたとえ。世の中が無事であるさま。

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精選版 日本国語大辞典 「枝を鳴らさず」の意味・読み・例文・類語

えだ【枝】 を 鳴(な)らさず

  1. ( 「論衡」に「太平之世、五日一風、十日一雨、風不条、雨不塊」とあるところから ) 世の中が治まって平和であることのたとえ。雨つちくれを破らず。
    1. [初出の実例]「風は枝をならさず、雨はつちくれをやぶらず、世の中もたのしければ」(出典:兼盛集(990頃))

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