枝扇(読み)エダオウギ

デジタル大辞泉 「枝扇」の意味・読み・例文・類語

えだ‐おうぎ〔‐あふぎ〕【枝扇】

扇のように使う、葉のついた枝。
「もとよりうち切りて、定澄僧都ぢゃうちょうそうづの―にせばや」〈一二

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「枝扇」の意味・読み・例文・類語

えだ‐おうぎ‥あふぎ【枝扇】

  1. 〘 名詞 〙 葉のついたままの枝を扇の代わりにしたもの。
    1. [初出の実例]「もとよりうちきりて、定澄僧都のえだあふぎにせばや」(出典:枕草子(10C終)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android