染分(読み)そめわけ

精選版 日本国語大辞典 「染分」の意味・読み・例文・類語

そめ‐わけ【染分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 種々の色に染め分けること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「御堂供養、千僧などの堂童子のそめわけとて、左右わかちて、やなぎつつじとてある」(出典:満佐須計装束抄(1184)二)
  3. 転じて、別色・濃淡の差がはっきりと区別できることをたとえていう語。
    1. [初出の実例]「狭衣に、藤咲初むる初花の、濃ゐと薄いとそめわけに」(出典:浄瑠璃・吉野忠信(1697頃)名寄せ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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